バックパッカー用バックパックとしてよくネットで見かけるものは、有名ブランドの高価なものが多い。しかしブランドにこだわる意味は全くありません。
アメリカや東南アジアで本格的にバックパッカーを行ってきた僕が実際に使ってきた、コスパのいいバックパックを紹介します。バックパッカー以外にも、登山、通勤通学、ジムバックなどの参考にどうぞ。
バックパックの選び方
国内外さまざまな場所でバックパッカーをしてきた僕ですが、国内旅行であれば40ℓ、海外旅行であれば80ℓのバックパックを使うことにしています。
機能面では、荷物を小分けできるポケットが多いことや、外付けできる部分が多いこと、通気性が良いことが良いバックパックの条件。あとは価格とデザインで決めるのがいいと思います。
国内用バックパック
国内旅行では旅の期間や季節によらず、バックパックの容量は小さくてかまいません。なぜなら日本では食料やその他足りなくなったものはすぐ購入でき、荷物が増えても郵送すればいいため、最低でもテント、寝袋、非常食が入るサイズであれば結構です。
また、スケッチブックがギリギリ入るサイズであること、飛行機内に手荷物として持ち込めるサイズであること、ウクレレが入るサイズであることなどの理由から、国内旅行には40ℓというサイズが妥当です。登山にも40ℓがいいと思います。
海外用バックパック
海外旅行では行き先や目的により荷物の内容が全く異なりますが、バックパックは大容量のものを選ぶべきです。日本と違い海外では必要なものがすぐ手に入る環境にないため、荷物は多くなりがちです。
とは言いつつも、1ヶ月ほどの旅行の荷物を80ℓのバックパックに入れれば半分以上のスペースが余ります。自分の場合はそのスペースにお土産、ミニギター、サブバッグを入れています。特にお土産のせいで帰るときにはパンパンです。
おすすめバックパック
KAKA 40ℓ 4,500円
必要な機能がしっかり備えられており、低価格なのに丈夫なのでおすすめです。通気性の良さが売りで、長期間の使用でも匂いやカビの心配もなく使えます。
便利なのは内部にA4サイズのポケットがあること。旅先の荷物で困るのは意外と書類の収納スペースで、このポケットがあるおかげで書類を曲げることなく保管できます。PCもすっぽり入ります。
- 重量:1.95kg
- サイズ:55cm×32cm×20cm
- 素材:オックスフォードキルト
ALLCAMP 40ℓ 5,600円
完全防水の便利なバックパックです。この価格このサイズで完全防水はまず無いので大変おすすめ。また、スマートフォン用防水ポーチ付きなのも嬉しい。
また、他にも便利な点としてこちらにもPC用のポケットが付いていることと、内ポケットが3つもあること。荷物の仕分けが簡単になります。
- 重量:1.1kg
- サイズ:69cm×34cm×21cm
- 素材:ポリエステル
adidas 40ℓ 5,300円
普段使いから通勤通学にも使える、シンプルかつカジュアルなデザインのバックパックです。ただし作りのシンプルさゆえ、外部に荷物をくくりつけられるような部分が少ないため、その点では若干不便。
値段の面でいえば、有名メーカーのバックパックは普通大容量になるほど値段が高くなります。そのため、相場に反してこちらの商品はかなり安く、お得感があります。
- 重量:1.18kg
- サイズ:60cm×31cm×21cm
- 素材:ポリエステル
HAWK-GEAR 80ℓ7,000円
80ℓの大容量バックパックというと相場は2〜3万円ですが、このバックパックはおよそ7000円で販売されています。それほど低価格なのに必要な機能はしっかり備えられています。
特に注目すべきはこの価格で防水防塵機能が備えられていること。簡易防水ではありますが、多少の雨ならばレインカバーを必要としません。ちなみに僕はタイで、スコールの中を自転車で5分ほど移動しましたが、中身は濡れておらず無事でした。
- 重量:2.3kg
- サイズ:70cm×30cm×22cm
- 素材:防水オックスフォードキルト
Mountaintop 80ℓ 10,990円
軽くて丈夫で防水もある。肩部分のベルト調節によってバックパックの高さを変えられる。歩きながら水が飲める吸水口もある。上蓋は大きく開けることができるため、荷物の整理がしやすい。とても便利で安く、素晴らしいバックパックです。
- 重量:2.19kg
- サイズ:81cm×32cm×23cm
- 素材:ナイロン