たけろぐ

大学生ブロガー竹内の備忘録、雑記帳としてのブログ

大学生がたそがれたくて伊豆諸島で3日間野宿してきた話

2017年のゴールデンウイーク式根島にて。

僕のたそがれ旅の記録です。

僕はどうしても島でたそがれたくなった

「たそがれる方法」を教えてくれた映画

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ゴールデンウィークの直前、僕はある映画に出会いました。

この映画のテーマともいえるのが「たそがれる」こと。

映画の内容にめちゃくちゃ感化されてしまった僕は、この映画の中の春の海、南の島のイメージがすごく印象に残って、

島に行きたい!たそがれたい!

と強く思うようになりました。

 

たそがれたくなった最大の理由

「宮古島の海と砂浜に置かれた椅子宮古島の海と砂浜に置かれた椅子」のフリー写真素材を拡大

たそがれたくなったのは、毎日勉強が忙しいとかバイトがだるいとか、いろいろありましたが、一番の原因になったのは大好きだった彼女と遠距離になったこと。

それが理由で島へ一人旅なんて痛すぎるってことには後で気づきました…

 

たそがれ旅の前に

どの島でたそがれようか?

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はじめは沖縄をイメージしてましたが、東京からぱっと行けるような距離でもないし、飛行機代もかかるしで、行けるとしても夏休みかなーと思ってました。

そしたら、東京からすぐ行ける南の島があるということを聞いて、調べてみると、伊豆諸島にはフェリーで最速たった2時間で行けることがわかったのです。

ゴールデンウィークになんの予定もなかったので伊豆諸島にいくことに即決しました!

伊豆諸島の中でもどの島に行くのかを調べてみると、伊豆諸島というのは100個くらいの島の集合らしいです。

その中でもメインの島は伊豆大島・利島・新島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島の伊豆七島ということでした。

あと、伊豆七島には入ってないんですが前から知ってて行ってみたかったのが式根島で、そこには絶対に行くことにしてました。

なので、とりあえず当日行けそうな島に行って、そこから気分次第で島⇄島のフェリーで乗り継いでいろんなところを回ってみることに決めました。

 

出発前日、たそがれ荷造り

夜の海を見ながら「たそがれ野宿」しようと思い、寝袋、マットを入れました。

そして釣り道具。やっぱり島に行ったら釣りがしたい!と思いアマゾンで二千円くらいのセットを購入しました。

釣れなくてもいい、ただたそがれていたい...「たそがれ釣り」

あとガスコンロ、調理器具、乾麺とかの非常食。そして日本酒土佐鶴。

相棒のウクレレももちろん持ちます。

結果こんな感じ。

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このバックパック、たしか60リットルくらいのサイズなんですけど、やっぱり80とか100とかないとテント入らないんで、もうひとまわり大きいのが欲しいところですね。

まあ今回はしかたないので、パンパンにして出発しました。

 

たそがれ旅初日

船の故障で4時間待ち

伊豆諸島までは東海汽船のフェリーに乗ります。

まず今日は式根島に行って一泊。そこから先は旅をしながら考えます。

東海汽船のフェリーは竹芝港から乗れます。予約なしでもカウンターでちゃんと席取れました。

次に出航の船に乗れることになったので、1時間後、出航!の予定だったんですが、なんとフェリーが故障したらしく、出発が2、3時間遅れるとのことでした。

待つこと2時間...しかし、さらに衝撃のアナウンスが「故障が直らないようなので、さらに2時間お待ちいただきます。払い戻しはカウンターの方で受け付けます。誠に申しわけございません。」

結局4時間も待ちぼうけ...やっぱり予約しといてから来たらよかったかな...と、後悔しつつ待合で仮眠とりながら待ちました。

そして午後2時になってようやく出航!出航前に手渡された封筒には高速料金分の払い戻しのお金が入ってました!

逆にラッキーだった...のか?笑

船内はこんな感じ。

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飛行機と同じ感じでした。

この日は外国人も多かったです。

さて、出だしからトラブりましたが、気を取り直して、旅のはじまり。

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式根島に到着!

竹芝港から船に揺られること約2時間、式根島に到着しました!

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式根島!海!空!岸壁!

船の出迎えのおんちゃんおばちゃん達から醸し出される孤島感!

磯の香りとか日光の感じとか、もうほんと全部全部いいな〜!

到着早々、感激。期待通りの南の島感!

さて、時刻は午後4時。

もうすぐ夕方なので、とりあえず港とは反対側、式根島の南側にあるキャンプ場を目指して歩くことにしました。

ちなみに式根島は一周20kmくらいのほんとに小さな島で、自転車ならたぶん1時間くらいで一周できます。

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式根島を南にてくてく歩いていると、お店がありました。

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ちゃんとこうやってお店もあるし、ジュースとかビールは思ったより高くなくて安心した。

なので早速ビール買っちゃいました笑

ここからさらに南に行くと、民宿の立ち並ぶ地域に来ました。

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分かりやすい価格設定の民宿。

この近くにキャンプ場があるようなので行ってみると.....

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んん?!

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立ち入り禁止.....

キャンプ場あいてないのか....

じゃあ、どっかのビーチで野宿かな〜

とも思ったんですが、一応ネットで詳しく見てみました。

僕の来た釜の下キャンプ場は旅行シーズン以外に開いているキャンプ場で、ゴールデンウィークと夏休み期間はもう1つの大浦キャンプ場というところが開いている、とのことでした。

ちなみにキャンプ場以外でのキャンプも禁止されているらしいです。

知らずに野宿してたらどうなっていたのだろう。

 

釜の下海岸にて今回初のたそがれ

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釜の下キャンプ場近くの海岸で今回初のたそがれです。

海岸際でというよりは、手前の方で夕暮れ前の空を眺めてました。

綺麗な景色の中で飲むビール...歩きすぎてちょっとぬるくなってたけど、うまい。

ひとくち飲んでは、ぼーーーーーーーっと...

たそがれるって最高だなぁ〜

 

夕日を見てたそがれる

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20分ほどで大浦キャンプ場に到着。

海も空も夕日もとにかく全部綺麗!

そして夕日を楽しむ前に寝床を作ろうと思って大浦キャンプ場をうろうろ。

今日は観光客でキャンプしに来た人が多いようで、けっこう広めのキャンプ場なのにいっぱいになってました。

 

初日の野宿は地獄だった

みんなテントにナンバープレートみたいなのがかかってて、もしかしたら手続きが必要だっのかもしれないな〜と思いつつ、まあいいやとここを今夜の寝床に決定。

浜辺のすぐ近くだし、夕日がばっちり見えるし、屋根あるし、なかなかのポジションです。

まさにたそがれるのに最適な場所だし、ぐっすり寝れそう!

そう思ってました...が、しかし、夜は地獄でした。

外国人旅行客グループがとにかくうるさくて寝られない!

下手くそなウクレレとよく分からん歌!

この時ばかりはウクレレってうざい楽器やなと思ってしまうほどでした。

さらに僕に地獄を見せてくれたのが蚊の猛攻!

寝袋で守られてる部分はいいけど、どうしても顔の部分は通気のために外に出ちゃうので、何匹もの蚊が一気に顔面に向かって飛んでくる!

全く寝られないまま、けどこのままいても意味ないと思い、周りが薄明るくなってから荷物をまとめて出発しました。

初日から船遅れるし寝場所最悪だしでさんざんでした。

 

たそがれ旅2日目

式根島の日の出でたそがれ

せっかく日の出前に出発したので、日の出を見に反対の峠にいきます。

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まあコンディションは最悪ですが、やっぱり景色は最高!

登り坂でしたが意外に歩けました。

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すぐに目的地に到着。

曇ってて朝日は見えませんでしたが、海と島が一望できる絶景スポットでした。

 

式根島のビーチでたそがれ

寝不足の頭もスッキリしたところで、次なるたそがれスポットを求めて峠を海岸に降ります。

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かなりの獣道で、蜘蛛の巣に絡まりながら海岸へ。つらかった。

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綺麗な海岸にたどり着きました!

映画に出てきそうなくらい綺麗でした。

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即席のお味噌汁。野宿あけの体にしみるわ〜!

ちなみに釣りもしていこうと思ったら、浅すぎたみたいで根掛かりして早速針と重りとウキ持っていかれました...

早速初心者っぷりを発揮。

 

島の天然温泉巡り!

島には他にも何箇所か天然の温泉が湧き出してて、無料で入れます。

まず訪れたのは地鉈(じなた)温泉。

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けっこう急勾配な場所を降りていくと、だんだん温泉たまごみたいな匂いがしてきて...

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おお〜!まさに島の露天風呂!

お湯はこんな感じ。

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昨日も風呂入ってないんでせっかくだし入りたかったんですけど、とにかくフナムシだらけで気持ち悪かったし、シャワーもなかったんですよね。

こんな状態でいったい誰が入るんだろう...といった状態。

しかも足だけ浸かってみたら、めちゃくちゃ熱くて火傷しそうになった。

海水とのバランスでちょうどいい温度になったところじゃないと入れないようです。

さらに、入ったら足の裏めちゃくちゃ茶色くなっちゃって、シャワーないから流したりもできないし、仕方ないのでその上から靴下を履く羽目になりました。

まあ、景色と物珍しさは楽しめました。あと10円拾った。良かった良かった。笑

別の温泉も見てみようと思って次の場所へ。

ちなみにその途中こんな穴っぽこがありました。

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これで下まで降りなくても今の湯加減がわかるようです。でも手を入れてみてもぼんやりあったかいだけでよくわからん。

そして、次に到着したのは松が下雅湯。

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地鉈温泉と同じ匂いのする温泉。

ですがこの温泉はシャワーもあってベンチもあって、設備がちゃんとしてて、水着あればこっちなら入れそうでした。

あと、近くに憩の家という銭湯があり、疲れ果てていたのでそこで2時間くらいゆっくりしました。

ここも地鉈温泉や松が下温泉と同じ匂いの温泉。痔に効きそう。

 

うどん、釣り、1人焼肉、たそがれ

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腹も減ったので近くの浜辺でうどん。

味付けなしだけどなぜかうまかった。アウトドアで食う飯って超いい加減なのになぜかうまいんですよね〜

腹ごしらえしたら、堤防で釣り。

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堤防で浮き釣りって初めてで、案の定全く釣れないままでしたが、いい感じでたそがれられました。

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2、3時間くらい釣りして、やっぱりうどんだけじゃ足りなくなって、腹ごしらえをすることに。

スーパーで豚肉とウインナーとビールを買って1人焼肉です。

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自然の中でバーベキュー、えいなー

しかし、1人焼肉、ビール、ウクレレって、周りの人は僕のことどう見えてたんだろう。笑

1人焼肉で満腹になってゆっくりゆっくりした後、まだ行っていない島の西部へ。

途中展望台で一休み。

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帰りに島価格のバカ高い虫除けスプレーを買って、大浦キャンプ場に戻りました。

 

最高の夕日に感動!

この日は雲も少なくて、日の入りがしっかり見えました!

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ぜえぜえ言いながら登った丘の上から見た夕日。

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そこから大浦キャンプ場も見えます。本当にいいキャンプ場だな〜

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キャンプ場に戻って夕日を眺める。

他のお客さんも固唾を飲んでました。

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夕日が沈む時、みんな拍手!

誰が見ても感動する夕日でした。

夜も虫除けスプレーのおかげで一切蚊が来なくて、普通に部屋で寝てるのと同じくらいぐっすり寝られて、昨日と違って一日中完璧に過ごせた気がする。

 

たそがれ旅、3日目

さよなら式根島

明日には東京に戻らないと行けないので、今日は東京に一番近い伊豆大島に行くことにしました。

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港へ行くまでに通ったビーチ。本当に映画みたいでした!

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現地の人たちの見送り。今度来たら民宿に泊まってみるのも楽しそうだな。

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絶対またたそがれに来よう!

 

伊豆大島放浪

伊豆大島には1時間ほどで到着。

伊豆大島には岡田港と元町港の2つの港があり、恐らく海の状態とか季節とかで発着港が入れ替わるらしく、今回は岡田港に到着しました。

しかし、伊豆大島の中心部は元町港の方らしく、みんな元町を目指しているようだったので、僕もバスで元町港の方へ移動することにしました。

元町港についたらちょうど近くに御神火温泉というやたらごつい名前の温泉があったので、野宿2日分の垢やら何やら全部落とし、温泉に浸かりました。

気持ち良すぎて2時間くらいは入ってて、さすがにくらくらしたけど、大島牛乳うまかった。

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そのあと休憩所でチャーハンを注文。

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ここで大島の写真一枚も撮ってないことにきづいたけど、すでに辺りは真っ暗でした。

今日くらいゲストハウスにでも泊まろうかなと思い電話かけまくりましたが、やはりシーズン中はどこもいっぱいでした。

なので今日も今日とて野宿です。

寝床には、この温泉のすぐ横にバーベキュー場があり、キャンプしていいか分からなかったけど他が思いつかないのでここを寝床に決定。

そして、また1人焼肉しようと思って、近くのスーパーで肉とビールを買いました。

あと高知産のししとうもあって、こんな島にも高知のししとうあるんだ!と思って衝動買い。

そして、家族連れがバーベキューしている横で1人焼肉。つらい。さみしい。でもうまい〜

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寂しいけど、それも一人旅の醍醐味。

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たまにフナムシくんたちが通るけど、気にしない気にしない。

 

4日目

伊豆大島の朝!

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朝起きたらいきなりこんな景色が!

昨日はここに来た時点で夜だったので気づかなかったんですがかなりの絶景でした!

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富士山まで見えてる!

歯磨きしながらたそがれる朝でした。

 

最後のたそがれ

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そのあと、近くにあった砂浜でまた1人バーベキュー。

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昨日買ったししとう、そして秘蔵の土佐鶴。

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鯖缶もあたためて、朝から日本酒がぶ飲みしてました。

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伊豆大島の食堂で昼飯。

伊豆大島名物のべっこう丼です。うまかったー

このあと船で東京に戻り、これで今回の旅は終了。

本当に景色がきれいで楽しかった!ありがとう伊豆諸島!

 

まとめ

結局僕はぼーっとするか1人焼肉するか酒飲むかしかしてなかったわけですが、たそがれて、いろんなことを思うことができて良かったと思います。

激しい旅もいいですが、自然の中でただたそがれるのもいいもんだ。

ちなみ遠距離の彼女とはこの後別れてしまったんですが、落ち着いて考えて出た結論なのでこれで良かったかなと。心残りしかないですが。笑

失ったものもありますが!多趣味な僕の新しい趣味「たそがれる」を発見できたのは大きかった気がします。

みなさんも一度伊豆諸島にたそがれ旅をしに行ってみてはいかがでしょうか!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。